従来、ブルドーザー排土板の高さコントロールはゾーンレーザーを利用したMGを利用していましたが、新規に3DMCを導入するとともにネットワーク型RTKにてシステムを構成し、撒きだし管理を行うことにより、オペレーターは車両の移動に専念することができ安全性、生産性の向上を図ることが可能となりました。
基地局を設置したGPS測位(RTK)では無線装置で補正データを送信して利用していたため、物陰や無線伝送距離を気にしながらの作業となっていました。一方、ネットワーク型RTKは、携帯電話のインフラを利用しているため、物陰や伝送距離を気にすることなく作業ができ、踏み残しを軽減することができます。
ネットワーク型RTKの導入により施工プロセスごとの作業形状の確認作業(測量作業)が簡単に行え、施工品質の管理が的確になりました。